専門的なアドバイス

会社設立の基礎や、基本的なソフトや帳簿の使い方を学んだら、次はそれぞれの会社にあった事業計画や対応を考えます。たとえばはじめる事業がかなり専門的なものであったり、地域に密着したものであったりする場合は、単に事業計画や予算を組むだけでなく、それぞれに合わせた対応をした方が利益も上がります。

その分野を専門にしている税理士事務所や、地元に根づいた税理士事務所など、税理士事務所にも様々な位置づけがあるので、事業に合わせて利用しましょう。世界を相手にした事業を考えている場合は、国際税務に特化していたり、英語で手続きを行ってくれたりする税理士を選ぶのがおすすめです。法的トラブルへのケアが欲しければ、法務に特化した税理士事務所を選びます。単純に費用を抑えたいからという理由で節税対策に特化した税理士を選ぶというのももちろんよいでしょう。

会社の基礎を抑えたら、あとはやりたい事業や希望に合わせてサポートしてもらうこともできるのです。うまくいけば、事業や土地に合ったサポートを受けることができ、会社も大きく飛躍できるかもしれません。会社の個性に合わせた税理士に相談してみましょう。事業をよりうまく進めるという応用面でも、税理士のサポートが大変に役立ちます。

ソフトや記帳を知る

設立の基礎をかためたあとは、経営の仕方を知り、事業を進めていかなければなりません。ここでも税理士のサポートが役に立ちます。事務的な手続きや、会社に必要なものを揃えたら、次はその使い方を学びます。たとえば会社の経理には会計ソフトが必須とされていますが、その使い方も、わからなければ税理士に教えてもらうことができます。数ある必要書類への記帳なども、それぞれ指導してもらったほうがよいでしょう。

実際に経営が始まってからの社員の給料計算方法も全面的にサポートしてくれます。損益計算書などの難しい書類の見方も指導してもらえるので、不安に思うことがあった際は、どんどん聞いていきましょう。

これらのことは独学で本やネットから学ぶという手もありますが、かかる時間や、向こうからもらえる経験値込みのアドバイスを考えると、税理士を雇ったほうが最終的にプラスになるかもしれません。特に書籍やネットでは、基礎の基礎を学べるかもしれませんが、それぞれの個人に応じたアドバイスはもらえません。その場で会社をきちんと把握してくれている税理士がいるということが重要なのです。税理士がいると会社の全体的な事を把握しやすくなるので、細かい部分まで管理できるようになります。

会社設立の基礎を知る

会社を設立するには何をしたらよいか。はじめは誰でもわからないことだらけです。この会社設立に必要な最低限の知識を授けてくれるのが税理士です。事業計画を書き、定款を作成し、帳簿をつけ、役所や税務署に提出して、「会社」と認めてもらえるまでの手続きを税理士が手伝ってくれます。個人でもできないことはありませんが、書類の作成を覚えたり、役所や税務署とのやりとりをしたりするだけで、膨大な時間を消費してしまいます。

専門家である税理士に基礎を学んで進めていくことで、そういった無駄な時間を省き、ビジネスに集中する時間を増やすことができます。社員を雇った場合の給料設定や、雇用保険の手続き、融資を受ける際の手続きなども税理士に指導してもらうことができるので、事業を拡大する際にも安心です。

会社を設立する場合における基礎的なやりとりを、税理士から学ぶことができ、独学で行う手間を省けます。そしてその時間を他にまわすことで事業をやりくりしやすくなるのです。税理士に依頼することで、会社の基礎的な地盤をできるだけスムーズに、強固にかためることができます。しっかりとした基礎を築いておけば、のちの経営にも役立つことでしょう。